入院のご案内
入院に関する大切なお知らせ
現在、蒲生医療センターでは、入院の受入れを数名程度の限定的な形で再開しています。人員不足や新型コロナウイルス感染症の対応等にて、本来の病床数(19床)の入院機能に至らず、皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
入院手続きについて
入院が必要であると認められた方は、入院日に次のものを提出してください。
- 診察券
- 保険証
保険証と各種医療受給者証等を提出してください。
- 公費負担医療(生活保護)の申請、相談のある方は、1階受付窓口へお申し付けください。
- 労働災害(労災)の適用を受けられる方や交通事故で入院される方は、1階受付窓口に必ずお申し出ください。
- 入院証書・入院履歴申告書(ナースステーション)
他院より発行された退院証明書をお持ちの方はご提出ください。
個室入院をご希望の方は、入院申込時にお早めにその旨をお申し出ください。
※入院患者さんの病状や病室の利用状況から、やむを得ず病室、病棟の変更をお願いすることがあります。ご協力をお願いします。
病室の入口には患者さんのお名前を表示させていただきますが、氏名掲示を望まれない方はお申し出ください。
※面会の案内及び電話の取次ぎ、お問合せを望まれない方はお申し出ください。
お願い
保険証・各種医療受給者証等は入院期間中、毎月1階受付窓口でお見せください。
入院された後で保険証等の内容が変わったときは、速やかに1階受付窓口まで保険証等をご持参の上、お申し出ください。
入院される時の持ち物
次の日用品をお持ちください。※持ち物にはお名前をご記入ください。
- 洗面・洗髪用具
洗面器・歯ブラシ・歯磨き粉・石けん(ボディーソープ)・くし・ひげそり・シャンプー・リンスなど
- 室内履き
転倒防止のため滑りにくくて履きやすいものをご用意ください。
- 感染予防品
マスク(入院期間中に使い捨てで使用できるよう複数)
- その他日用品
パジャマ(寝巻)・タオル・バスタオル・下着・ティッシュペーパー・ゴミ箱・イヤホン・筆記用具など
※寝具(布団・枕・シーツ)は、病棟で準備しております。パジャマ(寝巻)・上着・ズボン・フェイスタオル・バスタオルについては貸出(有料)もあります。
- 食事に必要なもの
はし・スプーン・コップ
※コップ等は割れないものをご用意ください。
※入院時の配茶はありません。病棟に飲料水の自動販売機を設置しています。
- 状態により、その他必要物品をお願いすることがあります。
現在服用中のお薬及びお薬手帳がございましたらお持ちください。
お持ちになられたお薬の内容を確かめるために、かかりつけもしくは紹介医、または調剤薬局に問い合わせることがありますので、あらかじめご了承ください。
盗難防止のため、多額の現金や貴重品はお持ち込みにならないでください。
- 入院中、お手元の現金は出来る限り少額とし、事故防止のため貴重品や多額の現金は病棟へお持ち込みにならないでください。
- 貴重品や現金(テレビカード)は、各自で管理していただくようお願いいたします。
- センター内での貴重品等の紛失について、当センターは責任を負いかねますのでご了承ください。
入院中の過ごし方について
看護について
患者さんの病状に応じて必要な看護をいたします。したがって「付き添い」は、原則としてお断りします。ただし、高齢者、認知症のある患者さん(入院後、環境の変化により)の安全のため、ご家族に見守りをお願いすることがありますのでご了承ください。
食事
患者さんの病状に応じた食事を提供いたします。
その他の食品を飲食される場合は、主治医の許可を必要とします。
※同室患者さんでの品物や食べ物のやりとりはご遠慮ください。特に、食べ物については疾患別に制限食等の場合がありますので、ご遠慮くださるようお願いします。
消灯時間
消灯時間は午後9時です。
他の人に迷惑をかけないようにするとともに、十分睡眠をお取りください。
電話の使用
当センターには公衆電話は設置しておりません。携帯電話をお持ちでない場合、看護師にご用件をお伝えください。
携帯電話の使用について
建物内でのご使用はマナーモードに設定していただき、他の方のご迷惑にならないように決まった場所(病棟デイルーム等)でご使用ください。
病室内での、携帯電話のご使用はご遠慮願います。
※医療機器へ悪影響を及ぼす恐れがあります。
外出・外泊について
- 外泊や外出をする際は、主治医の許可が必要となります。ご希望の場合は、主治医又はナースステーションまでお申し出ください。
- 主治医の許可があった方は《外出・外泊許可申請(承認)書》を提出の上、お出かけください。
- 無断で外出や外泊をされた場合、管轄の警察へ捜索のお願いをすることがございますのでご了承ください。
- お薬を服用中の方は、薬剤師または看護師より説明の上でお渡ししますので、忘れずにお持ち帰りください。
- 戻られましたら必ずナースステーションへお立ち寄りください。
患者さんの安全について
- 高齢の患者さんは、不慣れな環境や排泄時に病室での転倒・転落の危険が多くあります。入院時に危険度の評価をした上で対策を立て、予防に努めますが万全ではありません。安全を守るため、やむなく身体の保護などが必要な場合はご相談します。また、これまでの転倒経験等があれば必ずお伝えください。
- 高齢者、認知症のある患者さん(入院後・環境の変化により)の安全のため、ご家族に見守りをお願いすることがありますのでご了承ください。
入院費用について
個室料金(室料差額)
個室入院をご希望の方には、所定の個室料金をいただきます。なお、個室料金は保険扱いができません。
入院費用は、月末で締め切り計算の上、請求書を毎月15日頃に発行し、1階会計窓口にて保管しておりますので、1階会計窓口でお支払ください。(午前9時~午後5時)
主治医より退院を許可された場合は、退院日までの診療費をお支払いのうえご退院ください。
無断で外出や外泊をされた場合、管轄の警察へ捜索のお願いをすることがございますのでご了承ください。
診断書、その他各種証明書等については別途料金をいただきます。
※領収書の再発行はできませんので、大切に保管してください。
事前申請による医療費の負担軽減について
- 申請により、窓口負担が月単位で一定の限度額(※イ)にとどめられ、窓口で多額の現金を支払う必要がなくなり、後日高額療養費の支給申請を行っていただく必要もなくなります。
- この取扱いを受けるには、加入されている医療保険の保険者(※ロ)に事前の申請を行い、保険者から発行される限度額適用認定証を病院の窓口に提示していただく必要があります。
- ※イ:支払う限度額は患者さんの所得の区分に応じて異なります。なお、食事の負担額や室料差額代などの費用は高額医療費の対象となりません。
- ※ロ:健康保険組合や共済組合、全国健康保険協会(協会けんぽ)または市町村(国民健康保険)など。
70歳未満の方
対象者 |
自己負担限度額(月額) |
食事一部負担金
(一食につき) |
上位所得者(ア) |
252,600円+(医療費-842,000円)×1% |
460円 |
上位所得者(イ) |
167,400円+(医療費-558,000円)×1% |
一般所得者(ウ) |
80,100円+(医療費-267,000円)×1% |
一般所得者(エ) |
57,600円 |
低所得者 |
35,400円 |
210円 |
注:対象者の区分については各医療保険の保険者にお問合せください。
70歳以上の方
対象者 |
自己負担限度額(月額) |
食事一部負担金
(一食につき) |
現役並み III |
252,600円+(医療費-842,000円)×1% |
460円 |
現役並み II |
167,400円+(医療費-558,000円)×1% |
現役並み I |
80,100円+(医療費-267,000円)×1% |
一般 |
57,600円 |
住民税非課税世帯 II |
24,600円 |
210円 |
住民税非課税世帯 I |
15,000円 |
100円 |
注:対象者の区分については各医療保険の保険者にお問合せください。
注:一般に該当する方は申請不要です。
※ご不明な点がございましたら、1階総合受付(入院係)までお問合せください。
面会・お見舞いについて
現在、入院患者さんの面会・お見舞いは、新型コロナウイルス感染症予防の観点から制限を設けて実施しています。
詳しくはお問い合わせください。
その他の注意事項
感染防止へのご協力のお願い
当センターは、厚生労働大臣の定める院内感染防止対策の施設基準に適合しており、患者さんに安心して療養生活を送っていただくため、病院スタッフが一丸となって感染対策に取り組んでおります。
入院中は以下の事にご協力をお願いします。
- 移動時はマスクの装着をお願いしています。ただし、マスク装着が医学的に適さない場合は、その限りではありません。
- 病室に入る前や、トイレの後や食事の前などは、手洗いもしくは手指消毒を行ってください。
- 発熱、せき、のどの痛みなどの症状がある場合は、原則として病室外への移動を禁止します。
火災などの緊急時
火災・事故が発生した場合は医師・看護師の指示に従ってください。
迷惑行為への対処
医療は、患者さんおよび医療従事者側の相互信頼関係のもとになりたっております。以下のような行為は、禁止となっております。また、病院職員の指示に従っていただけないときは、退院していただく場合や、必要に応じて警察へ通報する場合もありますので、あらかじめご了承ください。
- 職員に対する暴言・暴力・セクシャルハラスメント等により、診療や業務に支障が生じる行為
- 施設内での喫煙、訪問販売、宗教・政治活動
- 他の病室への理由なき入室や、他の患者さんへの迷惑行為など